人気記事

© 食べる政治 All rights reserved.

amaama001

20151/10

【食べるマンガ。2冊め】 いっしょに作っていっしょに食べる幸せ…『甘々と稲妻』で涙腺崩壊!

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0

こんにちは、ライターの「あまえ」です。

寒けりゃ寒いほど鍋がうまい。
鍋といえば、皆さん好きな鍋は何ですか?
あまえは、えっと、ふぐの水炊きも好きだし、あんこう鍋も愛してるし、うーん牡蠣(かき)鍋もイイなぁ。
…あ~早く実家に帰りたい~!

あまえの実家は新潟の海沿い、そこは魚も米も酒も水も最高なフードパラダイス☆
しかも祖母は敏腕魚屋店員だったので、食べる側は舌も身体も肥えまくるという…(※実家に帰ると1日1kg体重増えますマジで)。
祖母が常にキッチンを支配している我が実家で、全員が料理の主導権を握れる唯一のメニュー、それが鍋だったんです。
そのせいかなんとなく、ずっと鍋は特別な料理でした。

今回紹介するのは『甘々と稲妻』
まさにあまえにとっての“鍋”みたいな作品なのです!
舞台は半年前に母親を亡くした犬塚家、主人公は高校教師である父(俗称:おとさん)・公平と、娘・つむぎ(5歳)。
仕事をしながら不慣れな家事や子育てに奔走する「おとさん」は、つむぎがドン引きするレベルの料理下手。
毎日コンビニごはんの犬塚家のふたりがある日、料理屋の娘で大食い女子高生な飯田小鳥(ことり)と出会います。

つむぎに美味しいごはんを食べさせてあげたいという純粋な公平の気持ちに、「私が料理を教えてあげるから一緒にごはん食・べ・て♪」等とぬかすJK小鳥を私は…絶対に…許さない…ゴゴゴゴ…ってごめんなさい表現を間違えました。
ストーリーは大体合ってます。
そんな3人が一緒に台所に立ち、ともに創り囲むあったか~い食卓が、読めば読むほどもう愛おしくて泣けてくるっ(;;)
amaama002

『ごはんたべるのひさびさねーっ』
『ごはんは食べてたろ』
『えーっと…
おとさんといっしょっていみで…』

…そうだ、食事って、ただカロリーや栄養を摂る事じゃなかった。
大事な人と一緒に食卓を囲むのって、土鍋で炊いたお米みたいにつやつやしていて、一粒一粒がはっきりしていて、そこはかとなく良い香りがして、心の底からほっこりできる、ただそれだけなのに幸せなことだったんだ!
つむぎちゃんの笑顔が、食べっぷりが、何も言わずともそれを教えてくれるのです。

どうしてか、ただ食べているだけの絵で涙が出ちゃう不思議。
そんなつむぎちゃんに向けられる「おとさん」のまなざしもまた、た、た、たまらん…。。。
おいしいものをたべてほしくて、めちゃくちゃ頑張っちゃう公平さんのちょっと不器用であか抜けないとこ、私大好きですッ(*´Д`)上ふち眼鏡ハァハァ
amaama003
私にも一緒においしく食べさせて///

こんなほのぼの~な食卓にも、もちろん事件が訪れます。
だってつむぎちゃんはまだ5歳、しかもお母さんを亡くしたばかり…
当たり前に起こる日々のトラブルを一つ一つ栄養にして育っていく父娘、ふたりを見守りアシストする小鳥ちゃんを中心とした周囲の人たち、そして読者のあなた!
みんながいるからこの素敵な食卓があるんですね(^^)

あらゆる事件が起こるたびに、犬塚家は私たち読者にもたくさんのことを教えてくれます。
ごはんの作り方はもちろん、好き嫌い問題、子供の育て方、周りの頼り方…。
いま子供がいる・いないに関わらず、自分はこうだったなあとか、こういう風に子供を育てられたらなあとか、妄想が止まりません(//^^//)
好き嫌い、で思い出すのが、あまえの苦手な「辛いモノ・臭いモノ」。
キムチとかインドカレーとかもう絶対無理。でも「なんで私これが食べられないんだろう?」と考えた結果、なんと家族全員が嫌いだった事実が判明したのです!
そりゃ食卓には出て来ないわ、外食でも食べないわ、食わず嫌いにもなるっての(= = 〆)
実際がんばって食べようとしても食べられないんですけどね。
子供の好き嫌いって結局は家庭次第なのかな、そして家族ががんばれば、子供は何でもおいしく食べられるようになるのかな…そう思わせられるエピソードは2巻に掲載。
公平さんや小鳥ちゃんの涙ぐましい努力と、つむぎちゃんのがんばりに涙腺決壊です!!

amaama004

そういえば冒頭で散々魚介の話をしましたが、魚の解体シーンって生で見たことありますか?
…あれ、結構グロいんですよ。
血ブシャーの内臓でろ~んで軽くスプラッタなわけです/(^o^)\
あまえにとっては日常風景だったのですが、さすがにあのデカいあんこうを吊るして…アレしてコレするのは…ガチで殺戮って感じだったな…でも鍋は旨かった…(遠い眼)。

しかしなななんと!
つむぎちゃんもその解体シーンを見ることになるのです!
「え~、子供にそんなの見せちゃって良いの!?」
そう思う方も居るかもしれませんが、大丈夫です、私も物心ついた時から見てましたし☆←そこじゃない

ごはんができる過程を共有することも、生き物が食材になる瞬間を理解させることも、実は大事なステップなのではないかな、とあまえは思っています。
だって今の子どもって、海で「切り身」が泳いでると思ってるんでしょ!?
そんなんじゃ、「いただきます・ごちそうさま」の本当の意味なんて永遠に分からないでしょ!?
いろんな生き物から栄養をもらって私たちは生きている、そういう大切な事を早い時期に知ることができた子どもは、きっと自分の命も大事にできる大人に育つんじゃないかなあ、と思うのです。
amaama005
つむぎちゃんはきっとすてきな大人になれるね(号泣)!

ウチの食卓は、いつもみんなでつくってみんなでたべる。
楽しくて美味しい、だから“食べる”ことは楽しい。
決して完璧に恵まれているとは言えないかもしれないけれど、素敵な環境でつむぎちゃんは育っていきます。
食べることをどんどん楽しめるようになっていくつむぎちゃん、そして少しずつ立派な「おとさん」になっていく公平さん、そんな二人を見守りつつも自分の気持ちを隠しきれない小鳥ちゃん…!?
おい小鳥自重しろ…!??
今後の展開にも目が離せません><

さあ、毎日1人でテレビやネットを眺めながらコンビニごはんを食べているあなた、そのごはん、ちゃんと美味しいですか?
ちゃんと味はしていますか?
ちょうど今は鍋シーズン、新年会と言い訳をしてみんなでワイワイ鍋をつついたり、実家に出戻って家族と一緒にキッチンに立ってみたり、地元の友人と食卓を囲んでみたり…。
本当に「美味しい」幸せな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪

しっかしつむぎちゃんの可愛さはんぱねえよなあ…ぎゃんかわ…この子のためなら私なんでも作るから!
公平さん、私と結婚s(ry
なお、本作は本当に不覚にも涙腺崩壊しますので、家で読むことをお勧めします。
amaama006

あまえの前回の記事はこちら↓
【食べるマンガ。1冊め】 野菜がつなぐラブ・コメディ『にがくてあまい』で高まるベジ欲!
amae
【あまえのブログはこちら】

【食べる政治第8号】
水産資源+サメの粕漬け

ハラル号アイ・キャッチ about_taberuseiji
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

スクリーンショット 2015-11-18 14.07.48

201511/18

「目の前にある料理から政治を考える」イベントを行いました

昨日は、「日本を元気にする会」に所属されております、山田太郎参議院議員の国政報告会に呼んでいただきました。 山田太郎議員は、農林水産委員会…

unnamed-2

201511/5

ノドグロと日本酒で日本の観光を考える

先日仕事で金沢へ伺う機会がありました。 仕事の合間に市内を観光し、旬のノドグロを金沢の日本酒でいただきました。 ・・・! うまい!日…

1

201510/31

TPPで安くなる食材で作るオフ会の鍋、美味しくいただきながら関税撤廃に賛成・反対!?

先日、選挙ドットコムのオフィスにお伺いし、他のライターのみなさんと一緒に鍋パーティーをしてきました。 普段ネット上でしか交流していない…

teberu-web-hiramesan_016

20157/24

【食べるひと、作るひと】 「食べ物は“人”と同じ存在だと思います。」平井 萌さん【後編】

人はなぜ、食べるのか。
そしてなぜ、食べるものをつくるのか……。あまりに単純で、あらためて問うことすらためらうこの疑問。
でもじつは、その答…

s_title

20157/17

【ミカクをミガク。track.03】塩のことは塩屋に聞け

こんにちは、コボリアキラ(@ kobori_akira )です。久しぶりの更新になってしまいました。 これまで、壮大な前書きを書かせていた…

ページ上部へ戻る