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【食べるインタビュー vol.01】 食文化にイノベーションを! 注目起業家・平井巧の仕事論(前編)

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どの家庭にもある余った食材が、おいしいひと皿に生まれ変わる「サルベージ・パーティ®」。
東京のど真ん中で新潟のごはんを思いっきり楽しめる「表参道ごはんフェス」。
山梨県の農家と都会の家庭をつなぐオーナー制度である「日本じゃがいも銀行」。

今、ユニークな発想にあふれた食関連プロジェクトが大きな注目を集めています。
その仕掛け人は、若干35歳の平井巧さん。
自身の仕事を「トータルフードプロデューサー」と語るその仕事の中身はもちろん、次々と新しい取り組みをカタチにしていくヒントなど、前後編にわたってたっぷりとお伝えします。

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飲食の現場で働いたことで、
課題だらけの現場を知った

新潟の大学を卒業後、広告代理店に就職した平井さん。
幼いころから抱いていた、飲食店経営という想いを捨てきれず、30歳を機に独立を果たします。
まずは飲食業界の基本的なスキルを学ぼうと、カフェから海の家まで、さまざまなお店の現場で働き始めます。
一年が経つ頃、平井さんの胸にはある思いが生まれていました。

「飲食業界には、いきいきと働く人が少ない」

深夜まで続く長時間勤務、なかなか取れない休日、毎日作り続けるのは同じメニューばかり…。
日々の変化が少なく、それゆえスタッフもシェフも、自由にのびのびと働くことができていない。
そんな業界の現実を目の当たりにしました。

「お店に変化が少ないのなら、お店の外に活躍できる場、たとえばシェフが自由に作りたいメニューを出せる空間をつくってしまえばいいのでは」

広告代理店で身につけた観察力と発想力で、平井さんは初めてイベントを主催。
まるごと借りたお店を舞台に、シェフの自由な発想で生まれた変わったメニューが味わえる…そんなイベントは大成功を収めます。

f1-3(語り手:平井巧さん)

 

イベント屋から、
トータルフードプロデューサーへ

表参道にある小池精米店や、京都の京野菜スイーツ店など、幅広い店舗とコラボしたイベントを次々と成功させていった平井さん。
しかし、そこにはある危機感がありました。

「食っていけるビジネスを、つくらなければ」

単発のイベントを繰り返すだけでは、これ以上の成長は難しい。
イベントに限らず、いわば「なんでもあり」なやり方で食を盛り上げたい。
そんな思いに駆られて生み出されたのが、小池精米店との共同開発商品である「あさひまつ光」でした。
「あさひまつ光|三代目 小池精米店」
(画像引用:「あさひまつ光|三代目 小池精米店」
東北6県のお米を食べ比べることができる、ギフトセット。グッドデザイン賞も受賞するなど、大きな話題を呼びます。

「クライアントとクリエイターの間に立てる人材、それが自分の価値なんだ」

こうして、平井さんはトータルフードプロデューサーとしての道を歩み始めます。

f1-4(聞き手:「食べる政治」代表・増沢諒)

f1-5(聞き手、文:藤田卓也)

…前編はここまで。
後編では平井さんの仕事観と今後のビジョンに迫ります。

後編はこちら→<【食べるインタビュー vol.01】 食文化にイノベーションを! 注目起業家・平井巧の仕事論(後編)


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※この記事は個人の見解であり、所属する企業や団体の公式見解ではありません

【食べる政治第8号】
水産資源+サメの粕漬け

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