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食べる政治 本誌編集長 森祐介あいさつ 「政治って私たちにどう関係あるの?」

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突然ですが質問です。みなさんは、日本の国家予算1年分がいくらなのかご存知でしょうか。

なんだよ、いきなり政治の話か……と立ち去るのはちょっと待ってください。
なんせわたくし森祐介、このたび『食べる政治』の編集長を拝命しましたので、ちょっとだけ政治の話もさせていただきたいのです。

申し遅れました。自己紹介をさせていただきますと、インドネシアの新聞社と経産省のとクールジャパン系の助成金事務局勤務を経て、現在は国会議員の秘書をしつつフリーライターをやっております。

 

いま、投票に行かない若者が多い

ちかごろ、統一地方選を間近に控え、案の定「投票に行こう」という呼びかけが世間で増えてきました。
しかしこれまでの投票率を見ると「あんまり自分に関係ないしな」と思い棄権する人が多いようです。
(直近の国政選挙で投票した20代は10人に3.8人だけ)

そして、興味もないのに「投票に行くべきだ」なんて上から目線で言われてしまうと、さらに行く気が無くなってしまうのが人情ってもんです。
わかります。せっかく部屋を片付けようと思った矢先に「掃除をしなさい」なんて言われると、やる気なくなりますよね……あれ、話しがズレてきた。

 

政治の3つの役割

さて話をもどして、少しだけ「政治ってなんだっけ?」ということを考えてみたいと思います。
これを考えてみたうえで、投票なんて行く必要ないと思えば、それはひとつの選択なのだと思いますが、とりあえずお付き合いいただきたい。

政治には大きくわけて3つの役割があると言えます。

まずひとつめは国の予算を配分すること。
冒頭でも質問しましたが、わかった方はいらっしゃるでしょうか。

答えは年にもよりますが、約90兆円です。
国が集めた税金と国債をあわせておよそ90兆円が毎年使われているのです。想像もつかない大きな額ですね。そして、その大きなお金がどう使われるかは、わたしたちが選んだ国会議員が決めているのです。

次に、ふたつめの役割は法律をつくること。
法治国家である日本にとって、法律の重要性は言わずもがなですね。
そしてその法律をつくるのは、わたしたちが選んだ国会議員です。

最後に、上のふたつとは少し毛色が異なりますが、国防と外交です。
ウェストファリア条約以降(世界史の授業で習いましたよね?)、国家を単位にした統治が世界中で行われています。
時の政権が他国とどう付き合うかということは、私たちの生活に大きく関わってきます。

さて、「政治ってなんだろう」と考えた場合。私たちの選んだ国会議員が

  • 何にお金を使うかを決め
  • 法律をつくり
  • 他国とどう付き合うか

を決めているわけです。

 

自分にどう影響があるのかがピンとこない

……。

あれ? けっこう自分と関係あるやん。
ここまで考えたうえで「投票なんて行く必要ない」って言うとすると、「国の税金が何に使われてるか、どんな法律が作られるか、日本が他国とどう付き合うかなんて、興味ない!」って言ってるのと同義になっちゃいますね。
投票はめんどくさいけど、そこまで断言するのは少しはばかられるような気がする……っていうのが投票しないチームの正直な気持ちでしょうか。

ではなぜ自分に関係ない、もしくは遠いことだと感じてしまうのか。
話が大きすぎてどこで何が起こってるかわからないんですよね。
政治のどの部分がどう変わると、私たちにどんな影響があるのか、いまいちピンとこないんです、きっと。

 

『食べる政治』のねがい

そこで、『食べる政治』の出番です。
『食べる政治』は、政治や社会問題が“私たちの食や生活”にどんな影響があるのか、をテーマに情報を編集します。

最初は社会問題がどうとか、政局がどうとかどうでもいいんです。
私たちの生活って、意外と政治や社会問題とつながってるんだな〜と思っていただく、ただそれだけのために。
「食をきっかけに社会問題を考える」ための冊子をつくっています。
意外とつながってるってことに気づいていただいた後は、各々の関心のあるテーマを深堀りしていただければ、作り手としてこれ以上の喜びはありません。

食べる政治は、ウェブ・冊子でのコンテンツ発信、そしてイベントの3つの活動を行なっています。
ウェブの少しライトなコンテンツで興味を持っていただいて、冊子をご購読いただき食と政治のつながりを感じ、そしてイベントで仲間を見つけて話し合いなんてしていただけたら最高ですね。

長くなりましたが、『食べる政治』を今後ともよろしくお願いします。

食べる政治 本誌編集長 森祐介

【食べる政治第8号】
水産資源+サメの粕漬け

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