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201411/13

海外でも大人気! 全盛期「日本酒」イベント、3つのトレンド

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皆さん、日本酒は好きですか?
僕は大好きです!!

よく見る日本酒情報サイトが2つあるので、まずはご紹介を。

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日本酒カレンダー

これらは日本酒に関するイベントを紹介するサイトです。
見てみると、毎日どこかで日本酒イベントが開かれていることがわかります。
日本酒に関するイベントが増えてきているのが実感できますね。

普段はなかなか飲めないようなお酒に出会えるのが日本酒イベントの魅力。
以下、これから開催される日本酒イベントを、3つのトレンドに分類してご紹介します!

 

 

① 蔵元と交流して飲むイベント

日本酒を製造している蔵元の方と話をしながら、日本酒を楽しむことができるイベント。日本酒の背景や作り方を、その道のプロフェッショナルから教えてもらえるなんて、ぜいたくな企画ですね。
例)
11/29 (土) あだち日本酒祭
11/13(木)~14(金) 第36回東京一ノ蔵を楽しむ会

 

 

② 日本酒キュレーションイベント

日本酒は蔵元によって特徴があったり、同じ蔵元でも仕込み方法の違う商品がいくつもあったり…種類が豊富すぎて、自分の好きな味を見つけるのがなかなか難しいんですよね。
そんなアナタにオススメしたいのが、日本酒キュレーションイベント。
日本酒について詳しい方(キュレーター)が集めた選りすぐりの酒を、解説を聞きながら味わいます。
酒好きだけでなく、「これから日本酒に詳しくなりたい…!」と思っている人にもピッタリですよ!
例)
2015/3/14(土)~15(日) にいがた酒の陣
11/29(土) 利きの会「日本酒・本田商店編」

 

 

③ 料理と日本酒のマリアージュを楽しむイベント

日本酒、実はどんな料理とも相性がイイお酒なんです。
ここ最近、“日本酒と料理のマリアージュ(組み合わせ)”を楽しむイベントが増えています。
酒好きにとっては「食事がおいしすぎて日本酒に集中できない…」なんて嬉し悲しき事態が起こり得るので、参加の際にはくれぐれもご注意を(笑)
例)
11/28(金) 日本酒と和食のまりあーじゅ
(終了)KURANDイベント「日本酒とスイーツ料理のマリアージュの会」

…続いて、最近の日本酒の海外人気とその背景について解説します!

 

世界での日本酒人気は右肩上がり! 海外展開に強い蔵元も

日本酒の魅力は世界でも注目が集まっていて、ここ数年の輸出量は右肩上がりで伸びています。

酒グラフ
(※財務省の 「日本貿易統計」より作成)

海外で評判の高い日本酒として「獺祭」という日本酒があります。
日本酒は詳しくないけど、その名前は知っている!」という人も多いのではないでしょうか。
「獺祭」を製造している旭酒造株式会社は、海外向けの商品にマンガにした商品の解説書をつけるなど、海外展開を強く意識した経営をしています。
現在、旭酒造では18カ国に日本酒を出荷しており、海外での売上高が全体の1割を超えていることも踏まえると、着実に“海外に市場を開拓して成果を出している”と言えるかと思います。
今後、日本の蔵元にとって“海外展開”は大きなキーポイントになるでしょう。

 

お米の確保が課題

ただ、業績が好調な旭酒造でも、ごく最近まで生産上で大きな問題を抱えています。
それは「日本酒の製造のために必要な米(山田錦)の確保」。
たくさん作りたくても、原材料のお米が手に入りにくいとのこと。
一体なぜ、そのような事態が起きていたのでしょうか。

 

政治によって作られた生産数量目標という壁を、政治の力で壊した

その原因は、農林水産省が設定している「生産数量目標」という数値にありました。
簡単に言うと、「取れすぎで“主食用の米”の価格が暴落しないように」という配慮のもと、各農家に生産量の上限が設けられているんです。
あくまで目標値なので、守るかどうかは農家次第…とは言うものの、国策として勧められているルールに反発することは容易ではありません。
それに、目標値を守れば交付金をもらうことができます。
この「“主食用の米”の価格」を守るためのルールによって、“酒造り用の米”の生産まで制限されてしまっているのが、問題となっていました。
“酒造り用の米”の生産量を増やしたところで、“主食用の米”の価格に影響はさほどありません。それなのに、この「生産数量目標」は“酒造り用の米”と“主食用の米”を合わせた生産量に対して制限を設けていたんです。
「せっかく日本酒ブームが来ているのに、原材料不足で生産量を増やせない…」と、蔵元の方々は頭を悩ませられていました。

 

しかし、今年ついに突破口が!!

かねてからこの「生産数量目標」には関心の高い政治家も多く、「國酒を愛する議員の会」が結成され、問題の解決に向けた働きかけが継続的に行われていました。
そんな苦労も実って、平成26年度から「酒造会社との契約数量に応じて、生産数量目標の枠を超える“酒造り用の米”を増産すること」が許可されるようになったのです。
これによって、今後「日本酒の海外進出」はますます盛り上がっていくはず! また、日本酒の生産量が増えることで、もしかしたら価格も少し手頃になるかもしれませんね!

「政治って世の中にどんな影響を与えているのか、よくわかんない…」って感じてる方、多いと思います。
正直言って、僕もそうです(笑)
でも、「政治の力が日本酒をこっそり盛り上げてる」なんて考えると、ちょっと身近に感じませんか?
こうした「身近なモノと政治や社会問題の接点」を紹介することで、皆さんにとって少しでも社会のこと・世界のことが身近になればいいな…と思っています。

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※この記事は個人の見解であり、所属する企業や団体の公式見解ではありません

【食べる政治第8号】
水産資源+サメの粕漬け

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